「お気に召すまま」をみた
8月6日、東京芸術劇場「お気に召すまま」を観劇した。
見に行こうと思った理由はかなり不純だ。坂口健太郎のあのルックスがとんでもなく好みで生で見たかったから、である。
言い訳程度に付け加えると、演劇は年に1度どうしても自発的に見に行きたくなる程度には好きであるし、見に行った時のフライヤーをめくりながらわくわくする方ではある。
まずこの記事を見てくれる方がいれば留意したい点が何点かある。
①感想なのでネタバレとかには配慮してません。観劇予定があるかたは必ず先に部隊をみてください!
②劇に関する造形が深いわけでもなく単純な感想です。+自分がみてからどんなことを考えたかの自分語りです
以下感想にうつります
お気に召すまま、シェイクスピアの作品、満島ひかりと坂口健太郎がでる!
この情報以外特に知らないでお母さんを誘って劇を予約した。
観劇して何を感じたか?
内容は理解できた? たぶん、70%くらい?
どうだった? 自分はとても好きだった!
CMで泣けるくらいほんとーに涙もろい私なので、何の尺度にもならないとおもうが、自分でもよくわからないのに劇の終盤で私は泣いた。お母さんにこの話をしたら苦笑いだった。
とりあえず好きなシーンをつらつら自分の保存用のためにも書いていきたいと思う
①温水さんのシーン全体
温水さん演じるタッチストーンは、どんな人なんだろう?というのがお気に召すままの予備知識を全然しらないなかでの鑑賞の視点だった。本当に底抜けに明るい道化なのか、裏の顔があってロザリンドとか殺されるんじゃないか…!て話をしらない私は考えていた。
しかしそうではなくて、底抜けに明るい道化なのかという点には疑問が残るが(少なくとも彼はかなり賢いと思う)、温水さんのタッチストーンを見て、あ!これは喜劇なんだ!て思いながらすごく笑ったし、タッチストーンという人物がいつでるかな、と楽しみになるまで人物にのめりこんだ。
特に好きなのはティーカップのシーン。タッチストーンは真剣そのものでその感情を笑うべきではないのに、動作がおかしくておかしくてたまらなかった。
オードリーと踊ってる姿も観劇してから24時間っ経った今も忘れられない。
②アダムがタオルをふってるシーン
オーランドがボクシングでチャレンジするときタオルをふって応援しているアダム、すごくかわいかったです。小林さんが演じるオードリーの役、最初は脳が混乱したんだけど芯のあるかわいい女性、って感じなのかなあって思いながら見てました。かわいかった、自分のツボを押さえられまくりました。笑
③歌い手さん
Yuqiさんの声がはじめに聞こえたとき、きれいすぎて最初音源が流れているんだと思った!!二階席の上手側にいる歌い手を発見したとき衝撃で震えあがりそうになりました。あと、ジェイクスがうたをのせようとしたときの反応がすごく面白かったです。
④ひかりちゃんと坂口健太郎さんがぶつかってしまったところ
これは劇の内容というよりも勝手な好みになるのだけれど、ロザリンド(ギャミニード)がオーランドと言い争いになりそうになって近くなるところで光ちゃんが坂口健太郎さんにぶつかってしまっていたかった?大丈夫です笑て話したところがもう、かわいかった!!そしてそこから演技のスイッチがONになるところを見てて震えた。
以上が好き(古い言葉で言えば萌)なシーンだったりなのですが、次はパンフレットなどを読んだうえで劇で何が描かれたのか などに注目した感想を述べたいと思う。
「お気に召すまま」をみた2 へつづく
post 1
普段から思考することがたくさんある。
なにか単純なことからぐるぐる抜け出せなくなったり、そんな自分を恥じて、
「まあいいか」の一言で適当に区切りをつけた 気持ちになっている。
今の時代はインターネット社会で、このブログは誰にも見られないままどこかに消えていくだろうし、あるいは自分で消していくかもしれない。
けど、思考にきちんとした区切りを与えたい。
これはたぶん私の脳のリハビリになる。
2019 4月7日 何もない日